中学生の靴と足のにおい対策!親がチェックするべき6つのポイント
中学生の足のにおい対策は、新学期が始まる時期が、最も有効です。
その理由は、上靴や部活の靴などが新しくなる時期だからです。
足のにおい対策には、「清潔な靴」から始めることで効果的に行えます。
特に部活などの専用のシューズは高価な品が多いので、買い替えの多いこの時期から始めるといいでしょう。
靴が臭くなる前から、素足のケアを行うことが非常に大切です。
子供でも大人でも、足のにおいは同じように臭くなってしまいます。
親がケアしてあげないと、子供たちの間で、「足がくさい」となると、変な噂になってしまうかも!?
そんな心配からこの記事を書きました。
中学生は、思春期の真っただ中。
子供から大人へ、心も変化する微妙な時期なので、特に気を付けてあげたいところです。
そんな子供の足が臭くならないように、親がチェックできる6つのポイントを用意しました。
子供の足をにおいから守る6つのポイント
子供の上靴は学校に置きっぱなしで臭くなる
毎日、学校で履いている上靴は、子供たちの汗をたくさん吸っています。
真っ黒になってしまっている上靴も多いのではないでしょうか?
特に中学生からは、運動量も大人顔負けになってきますので、その分たくさん汗を出します。
その汗が足が臭くなるきっかけになっているのを知っていますか?
足が臭くなる原因
靴の中が汗で蒸れてしまうと、上靴の中は湿気でいっぱい。
そうなると、嫌な臭いを出す雑菌が元気になってきます。
活発になった雑菌は、新陳代謝の高い子供たちの足の皮脂や垢などを栄養源にして、臭いにおいをドンドンだしてきます。
毎日履く上靴なので、翌日も同じことの繰り返しで、上靴の中は雑菌でいっぱい。
臭いにおいが充満してしまいます。
ほとんどの生徒の上靴は同じように真っ黒なので、中学校の靴ロッカーの一帯の、渋いような臭いの原因はそこにあります。
洗い替えを用意しましょう
上靴は安価で販売していますので、洗い替えに3足ほど用意し、せめてひと月に一度は洗ってあげましょう。
心が不安定な時期の中学生なので、それくらいやってあげましょう。
履いていない上靴は、中までしっかりと乾かせば、臭い足の原因の雑菌は増えませんので、臭くなることはありません。
ただ、洗ってしっかり乾かした後もにおいの成分が残り、臭いようであれば、重曹水が有効です。
上靴を一時間ほど浸すことで、においが消えるでしょう。
その後もしっかり乾かしてくださいね。
参考ページ
>>子供の足のにおい対策!真っ黒な上靴をキレイにする方法
運動系の部活は要注意!
運動系の部活動をしている子供に関する注意点も上靴と同じようなポイントになります。
運動系の部活動の多く、サッカーでも、野球でもバスケットボールでも、専用のシューズで練習をしますよね。
これは、上靴とは違って、非常に高価なシューズが多く、中には○○モデルのシューズは数万円するものもあります。
やはり、これは「運動をするための靴」になるので、毎日練習時に履き、男女関係なく臭くなってしまうでしょう。
練習の分だけ汗をたくさんかき、その分、靴の中には雑菌がいっぱい。
雑菌の量に比例して足が臭くなってしまいますので、早めの親からのケアが必要となります。
女子ならではの月経で足が臭くなりやすい
子供から大人への移り変わりで、不安定な心の中、まだ慣れない月経の痛みがストレスになっています。
心のストレスから出る足汗はご存知ですか?
その汗が毎日履いている上靴に蓄積されると、足のにおい菌が増えてしまいます。
たまにしか履かない靴であれば問題ないのですが、毎日学校で履く上靴となると、このような点も足が臭くなってしまうポイントになってきます。
食事はバランスよく!偏るとにおいの原因になる
中学生になると、食欲が旺盛になってきますよね。
友達との行動範囲も広がり、ジャンクフードを口にする機会も増えるでしょう。
成長にはバランスのいい食事が必要ですが、足のにおいに関しても同じことが言えます。
偏るとよくない食事
揚げ物や刺激臭の強い食事があげられます。
から揚げ、ジャンクフード、餃子など
におい対策になる食事
反対に、におい対策になる食事もあるので紹介します。
- バナナ
- 海藻類
ストレスを緩和させる成分が含まれる
水溶性食物繊維が体内の不純物と結合して、体外へ排出してくれます。また、ネバネバ成分の「フコダイン」が体内のニオイ成分を包み込んでしまう事がわかっています。
食事が偏ってしまうと、特定の栄養素だけが増えてしまいます。
過剰になった栄養素は、汗とともに体外へ排出され、それが体臭の原因になるのです。
足は汗の出る汗腺が、体の中でも特に集中している部位なので、臭くなる要因としては十分に考えられます。
大人でも食べる人の多いジャンクフードは子供たちも好んで食べています。
禁止にしてしまうほどではありませんが、極端に偏ることのないように、親が管理してあげないといけません。
体育の授業で足のにおい倍増!
子供の運動用の靴って、そんなに何足も持っていますせんよね?
一週間に何度もある体育の授業では、どうしても同じ靴で運動をすることになってしまい、足のにおい菌が増えやすくなっています。
また、授業なので、少々の雨でも行います。
そうなると心配なのは、靴の湿り・・・一気に臭くなります。
一度増えてしまった靴の中の雑菌は、中敷きを外してしっかり乾燥させる(ニオイは消えない)か、洗わない限り減りません。
そうなる前にしっかり対処してあげてください。
酸っぱく渋い系の臭いには要注意
酸っぱいようなにおいが、子供の足からしている場合には、注意が必要です。
それは、足のにおい菌が原因の、こもったような重いにおいとは、原因が違っているからです。
酸っぱいような臭いの原因
汗の出る腺が多くの人よりも、多いことにあります。
少し生物学的な話になりますが、ほどんどの人の汗が出る管は「エクリン腺」と呼ばれる汗腺から出ています。
一方、エクリン腺の途中に、「アポクリン腺」と呼ばれる汗腺が付いていると、ミネラルを多く含んだ汗が出て、酸っぱいようなにおいの原因となります。
日本人の10人に1人はこの体質であると統計で出ています。
アポクリン腺から出る汗はミネラルを多く含むので、雑菌による足のにおいの影響も受けやすくなります。
また、この体質は、「わきが」になるので、しっかり対処をしなければいけません。
制汗、殺菌、消臭と、きっちり効果のある、ケア用品を用意してあげてください。
番外編 的中率90%の耳垢で判別!子供の体質チェック法
アポクリン腺の判断方法に、「耳垢」でチェックする方法があるのでご紹介します。
それは、入浴後以外の普段の時に、綿棒で耳掃除を行って、「耳垢が、湿っているかどうか」です。
- カサカサなら、わきが体質ではありません。
- もし、耳垢がねっとりしているようであれば、重度のわきが体質です。
- 少し湿っているようであれば、経過観察をしながら、様子を見てあげてください。
お子さんだけでなく、ご家族に当てはまる体質の方がいるのなら、遺伝の可能性で疑わしくなります。
思春期の中学生は難しい年ごろです。
こじれてしまう前に、早めの対処を行ってください。