間違っている足のにおい消しの方法!有名なあの商品におい対策は危険

足のにおい対策

季節が暑くなるに伴い、汗の出る量が多くなってきます。そのため気になっていることが足の臭い。暑さなどで靴の中が蒸れてしまい、不快指数MAXになってしまうようです。
そういったシーンで靴を脱いだら・・・自分自身の場合間違いなく大参事です。
足のにおい消しを行わなかったら間違いなくテロレベル・・・そう言い切れてしまいます。

 

足のニオイは、細菌の増殖が理由で、暑い日、靴の中は負のスパイラルが発生しています。

 

足が汗をかく→靴下が保湿→靴は細菌の温床に、という最悪のコラボレーションで悪臭を放ちます。

 

そんな場面では、すぐにでもにおい消しを行いたくなります。
しかし、身近にある消臭スプレーに手を伸ばすのは危険です。

 

その理由をご説明します。

 


 

 

靴にはファブ〇ーズなどの消臭スプレーは無意味

 

近頃、CMなどで何度も見かける商品だと思います。衝撃のあるCMでスプレーすると、まるで洗濯をして清潔になったような表現が伝えられていますよね。

 

商品のラベルにも、99.9%除菌とか消臭効果などが表示されていて、パーフェクトな商品と思えますが、キッチリとイメージしてみるとどうなんでしょう?

 

滅菌・殺菌・除菌・抗菌ってわかりますか?

 

足のにおい対策

 

まず、99.9%除菌とは何なのか?が知っておくべき事です。

 

そもそも世の中で知られる菌の駆除方法の強さは、滅菌>殺菌>除菌>抗菌があり、殺菌以上の表現は医療関係でしか使用できないのです。

 

つまり、一般的な日用品の漂白剤やアルコール消毒液は除菌という表現になります。

 

これを抑えた上で除菌の定義は、
〜除菌とは、細菌の死滅または除去し、清浄度を高める事
(洗剤・せっけん公正取引協議会の定義では、1/100以下。細菌にはカビや酵母など真菌類は含まない。)とあります。

 

そしてここの細菌とは、黄色ブドウ球菌と大腸菌の2種類を表しています。これが日常生活の雑菌の代表格をいうことらしいので・・・

 

まとめると、市販されている日用品は除菌としか表示できない
除菌とは、細菌を1/100以下にする事。

 

・・・あれ?そのままではありませんか?
1/100以下って99%ですよね?
それなのに99.9%除菌!!!

 

って大きく表示するほどでもなく、そのまま表しているだけなのです。しいて言えば、0.9%増えた事でしょうか。

 

そして定義にあった通り、カビや酵母などは除菌の定義に含まれていません。

 

また、水虫の菌(白癬菌)はカビの一種なので、99.9%除菌の効果は期待できないので注意してください。

 

絶対に靴の中に噴霧するような事は決して行わないでください!人によっては薬品で肌が荒れる恐れもありますよ!

 

でも反対から捉えると、どれだけ菌の駆除能力が高い商品でも、日用品である限り除菌としか表せない事もありますし、手軽に吹きかけるだけで99.9%除菌できるのは便利だと思います。

 

 

試験内容も疑問

 

足のにおい対策

 

次に、除菌!と表示して販売するためにはどうしたらいいのか?という疑問が沸いたので調べてみました。

 

このような表示をするためには、メーカーが独自で行った試験方法の結果で効果が認められたら表示していいように定められています。

 

一言でいうと、検査方法がはっきり決まっていないからメーカーが妥当と思う方法でやりなさいと書いています。

 

虚偽を表示しているなんて思いませんが、なんとも曖昧な感じではありませんか。

 

菌を駆除する能力が高く素晴らしい商品と思いますが、ちょっと除菌を誇張しすぎかなと思ったので、矛盾点を指摘しました。

 

 

日常生活に置いて、CMの通りカーテンや衣類など薄手の生地には効果が期待できると思いますが、ソファーやベッドなど大きい家具に対してはどうなのでしょう?

 

シュッ!っとスプレーした範囲で、液が付着した表面だけ効果があるのでは?1mm奥は変わっていないですよ?

 

皮脂や汗(本来は無臭)の臭い成分が分解できても、皮脂はそのまま残ってますよ?

 

カバーを外して洗濯しないと清潔にはなりません。特に小さなお子さんを持つご家庭では注意してくださいね。

 

けどやっぱり、これが一つあるだけですごく便利なので、常に常備してあります。

 

 

シュシュッ!とやらないで!靴の臭いを抑える方法

 

足のにおい対策

 

靴をローテーションして履く

 

靴下って毎日履き替えますよね?洗わないでカピカピになった靴下を一週間も履き続けませんよね?

 

靴も同じです。同じ靴を履いていると、靴の中の湿気で雑菌が増えてしまい、当然臭います。

 

なかなか洗えませんが、靴をローテーションして履く事で、たまった汗の湿気を逃がす事ができて雑菌の増殖を抑える事ができて効果的です。

 

4足ローテーションがインソールの裏側まで乾くので理想的です。

 

 

インソールを消臭素材に換える。

 

これは、消臭靴下を選ぶ〜で書いた4つの消臭効果を参考にして下さい。

 

靴の中で足(靴下)が接する面がたくさんある場所がインソールです。

 

靴が臭いというより、インソールが臭うという人もいるくらい関係があります。

 

消臭効果が一番期待できるインソール素材がイオン消臭素材です。
竹炭や活性炭は臭いを吸収するスポンジのような役目で、抗菌素材は雑菌が増殖しにくい素材を使い、ニオイの発生を抑える素材です。

 

イオン消臭の素材だけがニオイを化学反応によって、無臭化する効果がありますので一番のオススメです。

 

この2つを活用するだけでずいぶん効果があります。実際に私も行っている手段ですのでおすすめしたわけです。更にいい手段があったならこれから先も追記します。