足が臭い人と臭くない人の違いを知ってにおい消しの方法を探ろう
ある意識調査で、「自分の足のにおいが気になるか?」という質問には、70%以上の方が足のにおいが気になると回答がありました。
皆さん結構気にしているようですね。
しかしその反面、「自分の足は臭くない」と回答した人が30%もいます。
3人に1人は気にしていないようです。
もしかして、気にしていないと回答した人は、実は何かいいにおいの消し方を知っているのではないだろうか?
それが足がくさい人と、臭くない人の差になるのでは?
と思い調べてみたところ、意外な要因はコレでした。
Contents
足がくさい人と臭くない人の体質の差
そもそも、足のにおいって、足から出る汗がきっかけになります。
もし、皆さんの体から足から汗が全く出なければ、足が臭くなってしまう人なんていません。
汗で足が臭くなる理由はこちらの記事で詳しく紹介しています。
>>なるほど!足のにおいの原因はコレだったのか!すごくわかりやすい解説
今回は、その汗に焦点を当て、足が臭くない人と、臭くなってしまう人の違いを解説します。
汗には2種類あることは知ってますか?
人から出る汗は実は2パターンあります。
ひとつめは気温の暑い日や運動中など、体温調節のために出る汗と、ふたつめは心の変化による汗があるのです。
- 体温調節の汗は足の甲側から
- 精神的な発汗は足の裏から
と、それぞれ違った場所から汗が出るようになっています。
あまり緊張しない人は足が臭くなりにくい
緊迫している瞬間の事を、手に汗握る瞬間といいますよね。
手のひらは心が緊張したり、ストレスを受けたりすると発汗するので、そう言われるようになりました。
あまり知られていませんが、人の手のひらと足の裏の構造は非常によく似ていて、手のひらから汗が出るときには、実は足の裏からも同じように汗が出ています。
何か緊張する出来事があった時や、緊迫する瞬間などでは、手と同時に足裏も発汗しているのです。
すぐに焦ってしまう「あがり症」の人は精神的発汗が多い
- 人前で話すことが苦手な人
- 大事な場面で焦ってしまう
このような人は他の人よりも手汗が多く出てしまうので、足裏も汗が出やすく、靴の中が蒸れやすくなり、靴や足がにおう原因になってしまいます。
その逆に手のひらに汗をかきにくい体質の人は、足の裏も発汗しにくいために、靴の中が蒸れにくい人となり、足が臭くなりにくくなっています。
ちょっと待って!本当は汗は無臭!それでも足がくさくなる理由
しかし、ここで勘違いしてはいけない事は、汗と足のにおいは非常に深い関係にありますが、通常汗にはにおいが無い(無臭)ということです。
でも、なぜ汗が無臭なのに、汗で靴の中がムレると嫌なニオイがしてくるのでしょうか?
それは、汗で靴の中が蒸れてしまい、靴の中の湿度が上がると、足や靴に付いている細菌が増殖することがニオイの原因になっているからです。
これを読んでいる方はいかがですが?手汗をかきやすい方ですか?
1日の大人の発汗量は、平均で600ml、足の裏がかく汗は200mlにもなります。
体全体の約1/3を両足の裏から発汗しているのです。いかに靴の中が蒸れやすいのかがよくわかりますよね。
足が臭い人と臭くない人の生活習慣の違い
こんな人は足が臭くなりにくい
- オシャレな靴を履く事が好き。その日の気分や、洋服と着合わせて靴を選んで履いている
- ビジネス用の革靴を何足も持っていて、普段から履き替えている
このような人は、自然と足が臭くなりにくい生活習慣で過ごせています。
それはなぜか?
別の靴を履いている間は、前日まで履いていた靴の汗が蒸発して乾くから。
ここがポイントになります。
足のにおい対策では汗で蒸れている靴を完全に乾かすことが大切
通常、靴の中の汗は完全に乾くまでは3〜4日かかりますが、普段から靴を履き替える人は、自然とそのサイクルで履き替えていることになります。
靴が完全に乾くと、においの原因である細菌は70%以上死滅して数が減るので、防臭効果に繋がっています。
これはあくまで「防臭手段」であって、「消臭方法」ではありませんが、それでも毎日同じ靴を履いている人と比べれば、明らかな差がでるでしょう。
その為、普段から靴をいくつも持っていて、履き回している人は自然とこのような防臭対策ができていることになります。
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足が臭い人と臭くない人の食事の違い
足が臭くなってしまう理由は他にもたくさんあり、
- 寝不足だと自律神経が乱れて足汗が出やすくなる。
- 運動不足だといい汗がかけない、汗に不純物が混ざりにおいの原因となる。
などの原因もありますが、その中でも食事の割合が占める部分は大きくあり、それによって左右されることもあります。
足のにおいの注意だけではなく、体臭全般を悪化させる食材がいくつかあるので、これらを食材の過度の摂取は控えましょう。。
足のにおいや体臭を悪化させる4つの食材
肉類
普段からザ・肉食の人の汗はくさくなりがちです。
日本人は欧米人と比べ、肉類に対する消化器官が未達です。そのため、腸内で腐敗が進みにおいが発生し、汗の成分として排出されます。
「普段から肉食の人はおならがくさい」とおなじような理由からです。
動物でも、肉食の動物の肉は臭みがあり、草食の動物の肉には臭みが少ないのも関連しているかも知れません。
チーズなどの乳製品
これらは、動物性たんぱく質や脂質が多く、消化・分解しきれなかったものは汗として体外に排出されるので注意が必要。
発汗を促す作用もあり。
ニンニクやニラ
香り成分のアリシンが汗と共に排出されます。好きだからと、キムチなどをいつも食べているとニオイは悪化します。適度な量に控えてください。
過度のアルコール
分解しきれなかったら汗と一緒に出てきます。
これがにおいの素となると、独特のにおいが出てしまいます。
これらを過剰摂取すると、体臭そのものが変わってきてしまい、足のにおいだけの対策では済まなくなりますから注意してくださいね。
体質改善!足のにおいの防臭に繋がるの食べ物
汗の質を改善するには、
緑黄色野菜
食物繊維などが腸内の働きを助け、体内でにおい成分の分解を後押しします。
ヨーグルト
皆さんのよく知るヨーグルトに含まれる善玉菌が、腸内環境を整えてニオイ成分の分解を助けてくれます。
バナナ
意外と知られていませんが、非常に効果的です。
食物繊維が多く含まれている点と、セロトニンという栄養成分がストレスや不安感を鎮めてくれる為、足裏からの過剰な汗を精神面から抑えてくれる働きがあります。
食事の面でのニオイ対策は、腸内の働きを良くし、ニオイ成分を分解する。
もしくは、体外に排出する作用のある食べ物を摂取すること。
これがキーワードになっているようで、食物繊維を多く含む食べ物や、腸内環境をよくする食べ物をすすんで食べるようにしましょう。
足が臭い人と臭くない人の職種による差
実は足のにおいは職業による違いも大きくあります。
そのポイントは、
- 制服として、通気性の悪い靴が指定されている職業
- 緊張度の高い職業
1.の理由は、業務上の制服で、蒸れやすい靴が指定されていたらどうしようもないことからです。「足が臭くなっちゃうから」なんて理由で勝手に靴を替えることはできません。
2.は、緊張によって、精神的な発汗が伴うため、靴の中が蒸れやすいから
このような理由によって、足が臭くなりやすい職業がうまれてしまいます。
上記に当てはまる職業は、
- 警察官
- 消防官
- 弁護士
- 医師
- 看護師
- 板前
などがイメージされます。
また、少し前に記述した通り、人は心がドキドキしたり、ストレスがかかり緊張すると手や足に汗をかきます。
そのため、失敗の許されない場面が多い職業に就いている方は注意が必要です。
職業別で考えると、
医師・オペ室ナースや、火災現場にいる消防官がそれに当たります。
また、職種別とは違いますが、各企業の中間管理職の方もそれに当たるのかもしれませんね。
上司からのプレッシャーと部下からの不満など・・・
会社から求められることが多く、ストレスを抱えやすい傾向にあるので上手に発散して、靴や足が臭くならないようにしてくださいね。
対策方法はたくさん紹介していますので、参考にしてください。
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この記事のまとめ
- 足がくさい人と臭くない人の違い。
- あがり症の人は足が「臭くなりやすい」ので注意、対策が必要。
- 普段から靴を頻繁に履き替える人は、「臭くなりにくい」。
- 肉・スナック菓子・ジャンクフードばかりの食事、いわゆる偏食は汗に不純物が混ざり、汗が「臭くなりやすい」。
- 肉・チーズなど、動物性脂肪を多く含む食べ物は、汗が「臭くなりやすい」。
- 汗の質を改善するには、腸内環境を整える食べ物が有効。
- 制服として、靴まで指定されている職業は、足が「臭くなりやすい」。
- 手術医師や消防官など、失敗の許されない職業は足が「臭くなりやすい」。