寒くなると足のにおいが増大する?意外と知られていない2種類の足汗
気温が下がり、寒くなってくると足のにおいで困っている人は、なぜか安心します。
別に何か対策をしたわけではないし、においがなくなったわけでもないのに・・・
寒くなってきたから靴の中のムレが軽減されると内心思っているのでしょうね。
しかし!それは大きな勘違いです。
むしろ、寒くなりはじめる11月以降が「危険」と言えるでしょう。
その理由の一つは、行く先々にある暖房です。
また、あまり意識されていませんが、足のにおいの原因になってしまう足汗は2種類あって、暑い・寒いに関係なく出てしまう足汗もあるのです。
そのメカニズムを紹介します。
足のにおいには暖房が危険な理由
寒くなってきてから、バスや電車などに乗ると当たり前のように暖房がついていますよね。
その「暖房」がどこから吹き出ているかをイメージできますか?
座席の足元、靴へ向けて出ています。
車内全体を温めるほどの暖房が、一番最初に足へ吹き付けられると、当然靴の中の温度が上がり、ムレてしまう原因になるのです。
女性のブーツは通気性が悪いので、特に意識をしておいたほうがいいかもしれません。
一度ムレてしまうと、靴を脱いで乾かさない限りそのままで、そうなると足に付いた雑菌が徐々に増え始めてしまいニオイの原因物質が生み出されてしまうのです。
足のにおいに警鐘 暑さや寒さに関係のない足汗が出る理由
外気温がさがると、外出しても汗が出る機会が減りますよね。
厚着をしすぎて、出かけた先の暖房が暑くて汗をかいてしまうくらいでしょうか?
その一方で、靴の中の足は気温に関係なく、汗が出てしまうことがあります。
それは、みなさんの心が緊張したり、ストレスを受けると出る足汗です。同じような意味では、手汗がそれに当たります。
このような経験はありませんか?
- 仲良くなりたい異性と緊張の中、初めてメールでやり取りをする
- 初デートでドキドキする
- 仕事の失敗を上司に報告する
- 大きなプロジェクトのプレゼンを行う
これ以外でも、皆さんの生活の中で緊張する瞬間を思い浮かべてください。
よく言われる「手に汗握る瞬間」です。
実は、人の手のひらと足の裏は汗が出る仕組みが同じになっているため、手汗が出ているときには同じように足汗も出ているのです。
これは、気温の暑い・寒いに関係なく出る汗なので、靴の中が蒸れてしまう原因になってしまいます。
「寒くなってきたから汗をかかない」というのは勘違いで、厚着をするこれからの季節に気を付けるべきです。
聖なる夜へ向け、恋人たちの動きが活発になる時期が近づいています。
素敵な思い出作りのためにも、これからの季節、足のにおいの対策を怠らないようにしましょう。