夏と言えば汗がたくさん出る季節です。
汗が出るとやはり気になるのが、自分の体臭。
特に靴の中が汗で蒸れている感じがしていると、自分でもヤバイと思いますよね。
オフィスに入り、周りと見回すと、外出先から戻った自分だけが汗をかいている・・・
この状況だと、靴から異臭がすれば明らかに自分の足のにおい。
そんなニオイがもわっと漏れ出てくるような気がしてしまい・・・想像もしたくありません。
でもここで、ちょっと勘違いをしている人が多くいます。
実は靴が汗で蒸れていても、汗は無臭って知っていました?
でも、汗をかくと靴の中が臭くなってしまうのは何故でしょう?
そして、そんな状況の時に事務所やオフィスですぐにできる対策について考えてみましょう。
汗が無臭でなぜ臭う?靴のニオイの解説
外出から戻りオフィスや事務所を見渡すと、汗をかいているのは自分一人・・・
靴の中が不快に感じて脱ぐと「もわん」とにおいがしていしまうと、確実に自分のせいって思ってしまいますよね。
そもそも汗って、暑い外気にさらされた体を気化熱を利用して冷ますための働きです。
人の体ってすごいですよね。
だけど靴の中は、足が靴で覆われていて、汗がこもりサウナ状態。
だから靴の中で、数時間もの間、湿度が90%以上という環境ができてしまい、そこに臭くなる原因がある。のです
ニオイの正体は雑菌が発生させる副産物だった
そんな蒸れムレの靴の中を好むのが、目に見えない細菌です。
靴の中の温度、湿度と菌にとって居心地のいい環境が整った中で、菌は靴の中でどうなるでしょう?
答えは大増殖します。蒸れ状態MAXの状態では、20分で倍に増え、40分後にはその倍、一時間にはまた倍にと、わずか一時間で8倍に増えてしまうのです。
そして増える際に分泌物を発生させます。その成分が靴の臭いの原因なのです。
ニオイ対策グッズを使ってみる
仕事中に「足のにおいがヤバいかも!?」と思っても、対策する時間は限られています。
わざわざ靴を脱いで、靴下を履き替え素足を拭いてなんてのんきな事をしていたら、怒られてしまいます。
そこですぐに使えるニオイ対策グッズを、車やデスクの中に用意しておくといいでしょう。
様々なニオイ対策グッズが売られていて、消臭スプレーや靴に振りかけるニオイケアの粉末などがあるのはご存知ですよね。
このような消臭スプレーは一時的にでもニオイをケアすることができるので、その場限りではありますが効果が期待できます。
ここで注意してほしい事が、熱い男で知られる元テニス選手が出演するCMでよくみる商品は、絶対に靴内に吹きかけないで下さい。
一瞬は効きますが、すぐににおいが戻ってしまう事でさらに多量に吹きかけると、足の肌が荒れる可能性があります。
必ず靴用の消臭スプレーを使うようにしましょう。
靴用で開発された消臭スプレーの効き目が◎
色々なタイプの消臭スプレーがありますが、私が試し比べた中で一番よかった商品が、Dr.Sholl靴用消臭スプレーです。
職場でのにおい対策では、「今!この靴のにおいを消す」これが最優先になります。
それには、足用の消臭スプレーではなく、やはり靴用の消臭スプレーを用意するべきでしょう。
少しの差が大きな差になる消臭スプレー
購入した消臭スプレーの成分を見ているうちに気付いたことがあります。
それは、安い消臭スプレーには、足の消臭のための何かの成分が含まれていないのです。
香料だけで消臭成分が含まれていない
(キツイ臭いでごまかすだけ)
消臭成分はあるが、抗菌成分がない
(その場のニオイは消えるがすぐに臭くなる)
制汗成分が含まれていない
(すぐに臭くなる)
そういった中で、Dr.Shollには「消臭成分と抗菌成分、制汗成分」などがしっかり含まれているのでおすすめです!
また、男性の革靴の5倍も臭いと入れている女性のブーツには、もう少し強力な専用スプレーもあるので、紹介しておきます。
ブーツケアショット【トレンティア】
このようなグッズもニオイ対策として販売されていますので、なかなか洗うことのできないブーツの臭い対策には非常に効果的ですよ。
靴用消臭剤の魔法の粉
これは緊急時の対策ではなく、靴の中にあらかじめふりかけておくタイプの防臭商品で、出勤前から靴の中に振りかけておくと、靴の中の防臭効果が持続し、オフィスに帰っても足の臭いなど気にせずに済みます。
事前の準備をしておく事で、緊急時に焦ることがなくなるので、すごく助かる商品です。
靴に振りかけておくだけで臭いが消える魔法の粉グランズレメディ
噂の魔法の粉 グランズレメディの使い方
直接、白い粉を靴の中敷きの上に振りかけて、うっすら中敷き全体にいきわたらせます。
白くなっていますが、気にせずズボッっと履きましょう。
白い魔法の粉の効果
主成分のミョウバンが振りかけた部分の雑菌を除菌します。
また、ミョウバンは制汗作用があるので、足の汗を抑えてくれます。
この効果によって、靴の中の防臭が長続きするのです。
蒸れてきてしまったな。と思えば、靴を履き替えデスクワークをして靴の中の水分を逃がすことによって、靴の防臭が長続きしますよ。
においに直接作用するわけではありませんが、仕事で靴を履き替えれる時間を作る事も防臭手段のひとつかもしれませんね。
嘘!?ホント!?靴の中に10円玉
靴の中に10円玉を入れておくと、銅イオンが発生し消臭効果があると言われています。
しかし、これはあまりオススメできない方法です。
お手軽にできる方法として、よく紹介されていますが、臭いを抑える意味で靴に入れるのであれば、3〜4枚は入れなければなりません。
あなたは10円玉を数枚入れっぱなしで外出できますか?
邪魔で仕方ないと思いますよ。
そして、銅イオンが発生する10円玉は新しい物でなければなりません。あなたの財布に入っている十円硬貨ではダメですよ。
他の重要なポイントは、なぜ十円の銅イオンが防臭に効くのか?の理由にあります。
イオンそのものには殺菌・抗菌・除菌作用はありません。
イオンの微妙の磁力が、S極とN極が引き合うように細菌を引き寄せ、お互いをぶつける事で破壊するのです。
つまり、イオンが消臭するのではなく、イオンが雑菌を破壊するから増殖が抑えられ、ニオイが抑えられるという仕組みです。
発生してしまったニオイには効果がありません。
では、実際に十円で防臭するとなると、どういうことなのか?
雑菌が増殖する出勤前から新しい10円玉3〜4枚を靴に仕込んで仕事に行き、そのまま入れ続けなければ意味がない事になります。
面倒ですよね。
あたかも簡単にできる防臭方法として紹介されていますが、これを毎日続けるのは・・・大変で、あまり現実的ではないかなと思います。
普段からの足のケアが、防臭につながります
やはりしっかりと足裏をケアした後は、臭いませんし雑菌も繁殖しません。
ニオイが気になるなら、普段から足向けのデオドラントでケアしておく必要があるでしょう。
「足がくさい〜」と言うだけで、何もしなければ臭くなるのは当たり前ですからね(笑)
足裏専用のコスメもインターネット通販であったりしますからそのようなものを活用してもよいでしょう。
主に汗をぴたりととめるようなアイテムが多く販売されています。
汗を止めても健康に害がないのか?という疑問もありますが、その分他の汗腺から汗がでますから、健康上の問題はありません。
もしも、通販で購入するのなら、商品を選ぶ基準は、このように【足のニオイケア】サラサラ効果が1日持続『ノーノースメル』
安全で返金制度などがあるものにしましょう。
返金制度を前面に出している商品は、メーカー側もそれだけの効果があるという自信の表れでもあると考えています。
さらに日常生活では靴を陰干しにしたり、備長炭や靴用の乾燥剤を入れて保存したり、靴のローテーションをしたりと、靴のケアでできることはたくさんあります。
暑い季節は特に体臭も気になりますし、肌の露出が多い分、ニオイに敏感になる時期でもあります。
男性も女性も、足への対策を今からでも立てていきましょう。