カーペットや絨毯から足のにおいが・・・どうしよう?
何度言っても聞かずに、臭い靴下や汗まみれのままカーペットや絨毯の上をペタペタ歩かれると・・・
やめて!
と言っても聞かない旦那や子供達に何度腹を立てたことやら。
しかも、本人はそのにおいに気づいていない。
これが一番たちが悪くて泣けてきそう。
カーペットに移ったニオイを取る方法をご紹介します。
乾燥させることが基本
まずはしっかり乾かしましょう。
天気のいい日に、外に干して乾燥させることが大切です。
ニオイ取りの前に、乾いたカーペットや絨毯を軽く叩き、ほこりを落としましょう。
紫外線と乾燥により、カビ菌も除去できます。
万能洗濯アイテムの重曹を使う
カーペットや絨毯に移った足のニオイを消すには、ホームセンターなどで売っている、重曹を用意します。
100ccの水に対して3%の重曹を水でしっかり溶き、重曹水を作ります。
それを100均一などの空スプレー容器に入れ、乾いたカーペットや絨毯のニオイが気になる箇所へ吹き付けましょう。
しっかり乾くと、足のニオイが消えます。
足のニオイに重曹が効くわけ
足の嫌なにおいは、イソ吉草酸や酢酸が原因です。
これらは化学的には酸性であるため、アルカリ性の重曹により中和されるからです。
吹き付けた後、湿気ったまま取り込んでしまうと、カビが発生する原因になるので気を付けてください。
家族の通り道など、部分的に臭い箇所が決まっているのなら、そこへ重曹スプレーを噴霧すれば、嫌な臭いは消えるでしょう。
市販の除菌スプレーでは効果が感じられないなら、お試しください。
※確認されていませんが、カーペットの色落ちや劣化の恐れもあります。自己責任で行ってください。
浴槽でカーペットを丸洗いでニオイ消し
ちょっと大変なので、覚悟が必要ですが・・・
今は、洗濯可能なカーペットや絨毯もたくさんあります。
丸洗いしてまでニオイを取りたいのなら、浴槽を使った方法がいいでしょう。
一般的な浴槽は160〜200?、大きめの浴槽なら、220〜300?になります。
前日の残り湯(入浴剤を入れていない前提)に3%の重曹を溶かし込み、お風呂を丸ごと重層水にしてしまいます。
そのへ、ニオイを取りたいカーペットや絨毯を15分ほど浸すと一度にニオイは消えます。
引き上げる際、水分を多く吸い込み、非常に重くなっているため、力の強い男性に協力してらもいましょう。
その後は、十分乾かす必要があります。
もこもこした毛足の長いラグのニオイを取る方法は?
家庭で丸洗いしてしまうと、乾かすのに大変な時間がかかってしまいます。
毛足が長いぶん、足のニオイを巻き込みやすくなるので、臭くなる前に何らかの対処が必要になります。
最後は本人に洗ってもらおう!
かなり頑張れば、主婦の手1つで出来るものなので、できないことはありません。
しかし自分がやってもどうしようもない場合、最終的には原因を作った男性にお風呂場でカーペットを洗ってもらいましょう。
足のにおいを完全に洗って取るには、皮脂などを落とすために中性洗剤を使って付け置きし、その後しっかり濯いでから浴槽に重曹水を作り15分ほど漬け込むことで、完全に臭いは取れます。
水を吸いかなり重くなり扱いが大変な上に、十分に絞ることができないので、浴室から干しに行くまでも滴が垂れてしまい、重労働になってしまいます。
どうしても素人でうまくいかないという場合、高くつきますが業者に頼むという手段もあります。クリーニングでも取り扱っているところがありますから、事前に問い合わせてください。