抗菌靴下の注意点

「抗菌」の効果は永遠に続くわけではありません。

 

JISでも、洗濯耐数が0〜10回と指定されていて、それ以上洗濯をすれば規定の効果は期待できなくなります。

 

えっ!?0回?と思う方もいるかもしれませんが、抗菌処理を表面上に施してあるだけなら洗濯すれば終わりです。
あとは普通の靴下と同じになってしまいます。

 

もちろん、製品によっては10回以上耐える物もあるでしょうが、よく製品のパッケージを確認したほうが良さそうですね。

 

また、抗菌は、発生したニオイを消す効果はありません。
臭いの発生を遅らせる効果と認識していたほうがいいでしょう。

 

インソールの抗菌作用

 

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靴を履き続け、いつまでも洗わないでいると、インソールは雑菌の温床になってしまいます。

 

そこで活躍する製品がインソール(中敷き)です。
特にパンプスや革靴など、個人では洗いにくい靴に使用するのが好ましいでしょう。

 

抗菌仕様のインソールであっても、雑菌の増殖を抑えるだけでそのまま履き続けるとニオイがしてきます。
それでも、抗菌仕様であるかないかで菌の増えるスピードが100倍違う(JISマーク認定製品)となると、かなり効果はあるでしょう。

 

さらに、靴を何足かローテーションすること、履いた日の終わりには、外して干して乾かすことでかなり抑えられます。

 

抗菌インソールの注意点

 

インソールの場合、靴下のように洗濯をすることはないと思いますので、効果が比較的続きます。
それでも靴下と同様に、効果を永遠に発揮し続けるわけではありません。

 

洗わないのであれば、定期的に交換することをおすすめします。

 

また、臭くなってしまった靴へ装着しても、ニオイが消える製品ではありません。
できれば新品の靴のうちから使うことが望ましいです。