足のにおいの消し方自宅でできる4つの方法
自宅でできる足のにおい消しの方法は皆さん気なるようです。
ネットでよく見る方法なども加え、それぞれを比較してみましょう。
Contents
どの方法も、ホームセンターやドラッグストアなどで揃い、明日からでも行えます。
手軽さや効果、コストパフォーマンスを考慮したランキング形式で紹介したいと思います。
足のにおいの本当の解決は千差万別
足のにおいは雑菌が発生させると解明されていますが、皆さんの生活スタイルによって、一人ひとり事情が変わってきます。
例えば靴の中が汚れている方、足汗をかきやすい方、水虫の方などそれぞれに対処法は違い、根本を解決しないとあなたの足のにおいは消えません
まずは素足のニオイを消して、それぞれの解決ポイントを探してみてくださいね。
自宅でできる足のニオイ対策の基本 足を洗う習慣をつける
当たり前の事ですが、お風呂場で足をきれいに洗うことが有効な手段のひとつです。
入浴前に足裏、指の間をきれいに洗い、ブラシ等を使って爪の横の凹凸を洗浄します。
また、土踏まずの上や踵の角質を軽石や専用用品を使い丁寧に除去します。はりきりすぎて傷をつけないように十分に注意して行いましょう。
いくら家で対策をおこなっても、何日も履いた靴を履いてしまっては意味がありませんので、靴の対策も必須になります。
足のにおいを消すには、きちんと足を洗う習慣をつけることが大切です。
足の裏の角質除去の注意点
土踏まずの上部や、かかとの角質を除去する時には強引に行わず、専用のケア用品の使用が理想です。
ムキになって除去し過ぎ皮膚を傷つけてしまうと、靴内にいる細菌が傷口から入り込み化膿する恐れがあります。
また、強引に削り皮膚に凹凸ができてしまうと、そこから細菌が入り込み、ニオイが悪化する可能性があるため、角質ケアにはくれぐれも注意してください。
足のにおい対策 厳選した簡単にできる方法
簡単に行える素足のにおいを消す方法を4つ紹介します。
ランキング形式ですが、それぞれに特徴があるので、皆さんの足の状態と照らし合わせて、どの方法が良いのか選んでくださいね。
この4つが手軽に行える方法です。
いづれもドラッグストアやホームセンターで安価で売っていますので、すぐに実行できると思います。
それぞれをもっと詳しく調べてみた結果です。
お茶
評価とコメント |
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特徴 |
どこの家庭にもあるので手に入りやすい。お茶のカテキンが作用する。 |
足のにおいに対して |
雑菌に対して強力な殺菌効果があり。水虫の白癬菌にも効果があります。カテキンそのものに消臭効果もある。 |
注意点 |
ダシパックなどに入れて使用するが、ばらけてしまうと悲惨。 |
<作り方>
洗面器にお湯を張り、お茶(出がらし、パック入りの方が扱いやすい)を入れる。
※出がらしで十分に効果あります。
<消臭効果の原理>
お茶に含まれるカテキンが、チフス菌〜足の雑菌、水虫の菌(白癬菌)などの細胞膜を破壊し、幅広く殺菌します。
普段飲む1/10の濃さのお茶1mlで約10000匹の菌を死滅させる効果があります。
足湯中にお茶パックを破ると、後始末が大変なのでご注意くださいね。
慣れ親しんだお茶の以外な効果ですが、これも足の表面にいる菌にのみの効果になります。
さらに詳しくは、お茶を有効利用する賢い方法!足のにおい対策で一石五鳥もする理由でも紹介していますのでご覧になってください。
重曹水
評価とコメント |
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特徴 |
ホームセンターで簡単に手に入る。弱アルカリ性。足のにおいの他に掃除など多様な用途がある。粉末なので扱いやすい。 |
足のにおいに対して |
雑菌に対して作用するのではなく、においそのものを中和させる。 |
注意点 |
においを分子レベルで中和するので即効性はあるが、原因となる雑菌が残るため、これだけに頼るとすぐにくさくなる。 |
重曹---45g (ホームセンターにて安価で売っています)水道水---1リットル
<作り方>
重曹と水道水を混ぜるだけ。
<使い方>
洗面器などに重曹水を作り、10〜15分足を浸す。
重曹の粉末を直接足に塗っても効果がありますが、それだとコストパフォーマンスの面で難あり。
<消臭効果の原理>
ミョウバン水と違い、重曹水は、弱アルカリ性です。雑菌が放つニオイの素の分泌物(イソ吉酸草)が弱酸性であり、中和させることで無臭と感じられる。
効果が高い重曹水ですが、足の表皮に付いたニオイにしか効果がありません。その場のニオイを抑える効果は期待できますが、根本的な治療ではありませんので注意してください。
また、こもったような臭いではなく、酸っぱい系のニオイでお悩みの方には効果があります。
足の分泌物でニオイの原因となるアンモニアを中和してニオイが抑えられますが、やはりこれも治療ではありませんので注意してくださいね。
ミョウバン水
評価とコメント |
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特徴 |
ドラッグストアで手に入る。弱酸性で雑菌を死滅させる。ミョウバンに制汗作用があり、足汗防止になる。 |
足のにおいに対して |
においそのものが消えるわけではなく、雑菌をなくし足をクリアな状態にすることで、においにくくなる。 |
注意点 |
ミョウバンの結晶は水に溶けにくいこと |
ミョウバン水は濃い原液を作って、希釈しながら使った方が扱いやすいので、濃縮液を作ります。
【500mlペットボトル1本分】
焼きミョウバン---15g〜20g (ドラッグストアで安価で販売)
水道水---500ml
<作り方>
焼きミョウバンと水道水をペットボトルに入れて混ぜる。なかなか溶けないので、一晩そのまま放置して透明になっていればOK
<使い方>
原液1:水道水10 で洗面器などに希釈液を作り、10〜15分足を浸すだけ。
もしくは、同じく希釈液を作り、直接足にスプレーして乾くまで待つ。
<消臭効果の原理>
水道水とミョウバンを合わせたミョウバン水は弱酸性を示し、水虫の菌(白癬菌)をはじめ、多くの雑菌は弱アルカリ性を示すので死滅します。
ミョウバン水は、こもったような足のにおいが消えるのではなく、今までよりも足をにおいにくくする方法です。
また、足がわきがのような酸っぱい系のにおいの場合は、雑菌によるにおいの影響が少ないので効果は微妙かもしれません。
また、殺菌作用と別に、ミョウバン水には制汗作用があります。
足を希釈液に浸す事によって、足汗をかきにくくなるので、朝、出勤前に行うと一日の始めが菌が少ない状態+足汗をかきにくい状態でスタートしますから、ニオイ対策には効果が期待できるでしょう。
しかし、数日履きつぶしたような汚染された靴では、せっかくの効果が無意味ですのでご注意ください。
食酢
評価とコメント |
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特徴 |
簡単に手に入る。弱酸性で雑菌を死滅させる効果が期待できる。 |
足のにおいに対して |
においそのものが消えるわけではなく、雑菌をなくし足をクリアな状態にすることで、においにくくなる。 |
注意点 |
酢のニオイがきつい。コスパが高めで継続利用には向かない。希釈はしないこと! |
酢---200cc(そこらのスーパーで購入可能)
食塩---2.5g
<作り方>
酢と食塩を混ぜるだけ
<使い方>
洗面器などに混合液を作り、足を10〜15分浸す
<消臭効果の原理>
ニオイに効く理由は、酢酸による効果で、PHが弱酸性を示し、弱アルカリ性の雑菌に対して効果あります。
食塩を入れることで相乗効果で殺菌効果が増す。
さらに温度を40℃まで上げるとさらに増す。(蒸気を吸い込むとむせるので要注意!)
<欠点>
酢のニオイがキツイく、風呂場など閉鎖された空間ではつらい。
コストパフォーマンスはミョウバン水の方がいい。
コストパフォーマンス・酢特有のきついニオイを考えると試す程度になるかもしれません。
足のにおいに酢は実用レベルか?徹底分析してみた
でさらに細かく紹介していますので、興味のある方はご覧になってください。